[映画.com ニュース]若き日のハン・ソロを題材にした「スター・ウォーズ」のスピンオフ映画を撮影途中で降板したクリストファー・ミラー&フィル・ロードの監督コンビが、大ヒットSF映画「オデッセイ」の原作者アンディ・ウィアーの新刊「アルテミス(原題)」の映画化でメガホンをとることが、米Deadlineによって明らかになった。
ウィアーの長編小説第2作となる同著は、人類初の月面植民地「アルテミス」が舞台。生活苦から密輸に手を染めた20代の女性主人公ジャスミンが、アルテミスの支配権をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いた近未来スリラー。
11月14日に北米で刊行されるのに先駆け、「オデッセイ」の製作を手がけた米20世紀フォックスとニュー・リージェンシーが、5月に映画化権を獲得。同作で製作を務めたサイモン・キンバーグとアディッティア・スードをプロデューサーに迎え、すでに撮影に向けた準備に入っているという。