奈緒&大東駿介、佐藤泰志原作「草の響き」で東出昌大と“並走”! 若手俳優3人も発表(映画.com)

出典元:映画.com

進境著しい女優の奈緒と実力派俳優の大東駿介が、夭折の作家・佐藤泰志の小説を東出昌大主演で映画化する「草の響き」(斎藤久志監督)に出演していることがわかった。

 北海道・函館のミニシアター「シネマアイリス」代表・菅原和博氏の企画・製作・プロデュースによるもので、2020年が佐藤の没後30年だったことから企画された作品。菅原氏にとって佐藤原作の映画化は「海炭市叙景」(熊切和嘉監督)、「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)、「オーバー・フェンス」(山下敦弘監督)、「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)に続く5本目となる。

 佐藤の本格的な文壇デビュー作「草の響き」は、初の芥川賞候補となった「きみの鳥はうたえる」に所収。主人公の工藤和雄(東出)は心に失調をきたし、妻とともに故郷・函館に戻る。働くことが出来ない和雄は、病院の精神科に通いながら晴れの日も、雨の日も、心の治療のために函館の街を走り続ける。そんな和雄が路上で出会った若者たちと心を通わすようになったことで、何かが変わり始める……。

 映画やドラマへの出演が相次ぐ奈緒が息吹を注いだのは、心を病んだ和雄を理解しようと努め、献身的に支える妻・純子。原作にはなかった夫婦の崩壊と再スタートというテーマを、東出との繊細な演技で成立させている。また、傷つきながら故郷へ戻ってきた和雄に寄り添う友人・佐久間研二は、確かな演技力で存在感を発揮する大東が担っている。ふたりとも、東出と“並走”するかのように作品世界を生きており、ロケ地・函館に寄り添いながら撮影に臨んでいたことがうかがえる。

 さらに、街を走る和雄が出会い、心を通わせていく若者たちを演じるのは、スケーターとしても活躍するKaya、気鋭の新人・林裕太、モデルとして活躍する三根有葵。若さゆえに悩みや苦しみを抱える3人と和雄の交流も、作品の見どころのひとつといえる。映画は、今秋に全国で公開。

 新たに発表されたキャスト5人のコメント全文は、以下の通り。

■工藤純子役・奈緒
何故そんなに脆いのか、走り続けることに意味があるのか。この主人公を理解することを諦めたくないと思いました。
そんな自分が彼を1番そばで理解しようとする純子と重なり、私は函館に向かいました。
「私は私でいれば良い」と気づかせてくれた函館での苦しくもこのうえなく大切な時間に、心から感謝しています。
『草の響き』が皆様にも届きますように。

◆佐久間研二役・大東駿介
まさか映画館に当たり前に行けなくなる日が来るなんて思わなかった。
まさか大切な友が突然逝ってしまうとは思わなかった。
自分自身なかなか処理しきれない感情にあったまさにそんなとき、この作品と出会え、函館の映画館シネマアイリス菅原氏のもと、函館出身の小説家、佐藤泰志氏の作品を、全編函館で映画を撮れた時間はとても濃密で贅沢で救いでした。
心を病んだ友を支える役を通して、心の奥底と深く向き合う時間は、函館の空気も相まって、冷たく辛くあたたかく優しい時間でした。

◆小泉彰役・Kaya
本格的な映画出演ははじめてで、「草の響き」という素晴らしい作品に出演させて頂く事ができ、とても充実した時間を送る事が出来ました。
この作品を通して演技の楽しさや今後お芝居を頑張りたいという気持ちが強く固まりました。
その中で、小泉彰という自分とは全く正反対の役を演じることにとても苦戦しましたが、東出さんや大東さんなど皆さんに助けられながら自分なりに小泉彰という役を演じ切れたと思います。
色々な思いが詰まった作品となっているので皆さんに見て頂ける事が待ち遠しいです。

◆高田弘斗役・林裕太
函館での撮影は強く、鮮明に自分の記憶に残っています。函館の長閑な風景をよく思い出し、恋しくなります。
現場で斎藤監督やスタッフの方々、共演者の方々に何度も助けられました。寒さが厳しい中での撮影でしたが、人の優しさに触れられたような温かい時間でした。『草の響き』は人の気持ちや温かさがゆったりと伝わってくる映画です。
人と生きていく上で大切なことを教えてくれたこの作品が多くの人に届いてほしいです。

◆高田恵美役・三根有葵
全てがはじめての経験で分からないことだらけだった私は函館という街、斎藤監督をはじめとするスタッフの方々、そして共演者の方々に支えられ、何度も助けていただきました。
この作品は私に新しい景色をみせてくれました。
どんなことも包み込んでくれるようなあたたかくて優しい街で作った作品、沢山の方に届いてほしいです。

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