星野源やNissy…コロナ禍で生まれた名曲 「生きて踊ろう」胸を打つ希望のフレーズたち(オリコン)

【広告】ドクターゼロのケトコロストシャンプー&コロストラムトリートメントで健康な頭皮に!(男女兼用)

■止まらない痒みとフケ

■痒みもニオイも消えた!

■ケトコロストシャンプー & コロストラムトリートメント!

出典元:オリコン

Nissy(西島隆弘)が6月17日に新曲「Do Do」を配信リリースした。最新鋭のダンスミュージックと心地よいグルーヴを放つメロディが印象的なこの曲のテーマは、“失ってしまった夏を取り戻したい”という思い。そこにはおそらく、コロナ禍以降の社会の状況、そのなかで感じたことが反映されているのだと思う。昨年からのコロナ禍では音楽シーンも大きなダメージを負い、ツアーやフェスの中止が相次ぎ、バンドやアーティストは「自分たちには何ができるのか?」という本質的なテーマと向き合うことになった。しかし、この未曾有の状況においても音楽家たちは、素晴らしい楽曲を生み出し続けている。ここではNissyの「Do Do」をはじめ、“コロナ禍で生まれた名曲”を紹介し、その魅力をひも解いてみたい。

【動画】Nissy「Do Do」“ライブをやりたい”との想いがあふれる…

【1】Nissy「Do Do」
 まずはNissy(西島隆弘)の新曲「Do Do」。国内外のクリエイターとのコライトによる珠玉のポップチューンだ。軽快なギターリフ、しなやかなトラックを軸にしたサウンドは、ネオソウルの潮流を感じさせつつ、Nissy流のポップネスもたっぷり。心地よくグルーヴするファルセットボーカルも絶品だ。

 「戻らない夏 見返せば 今しかない時 離さない」というフレーズも心に残る。失ってしまった夏を振り返りつつ、楽しい時間をもう一度取り戻したいと願う。軽快でポップな手触りの「Do Do」には、そんなシリアスな感情も刻まれているのだ。MVでは、ライブができない状況を背景に、“少しでも早く、オーディエンスの前でパフォーマンスしたい”という切実な思いを表現。サウンド、歌詞、映像を通し、この先の希望を感じさせる楽曲となっている。

【2】星野源「うちで踊ろう」
 “コロナ禍で生まれた名曲”と言えば、まずこの楽曲を思い浮かべる方が多いのではないだろうか。星野源の「うちで踊ろう」は、2020年4月2日の深夜、自身のインスタで投稿した1分ほどの弾き語り動画。新型コロナウィルスの感染が広がり、人々に不安が広がるなかで投稿されたこの曲は、「家のなかで楽しくなれる、おもしろがれる仕組みを作りたい」という目的で制作されたという。

 星野の“呼びかけ”に呼応し、数多くのアーティストがコラボ動画をアップ。三浦大知、亀田誠二、Nissy(西島隆弘)、香取慎吾、石田ゆり子、高畑充希など数多くの“オンライン・コラボ”が実現した。「生きて踊ろう 僕らそれぞれの場所で/重なり合うよ」という歌詞に込められた思い、そして、人と人がつながることの大切さを具現化した楽曲と言えるだろう。

【3】KREVA「Fall in Love Again feat.三浦大知」
 穏やかで心地さと凛とした強さを兼ね備えたトラック、そして、「またみんなと会えるはず」という思いを恋愛に例えた歌詞。昨年12月にリリースされたKREVAの「Fall in Love Again feat.三浦大知」は、2020年という大変な1年のなかで感じたこと、考えたことを反映させつつ、未来に対する確かな希望を歌ったミディアムチューンだ。

 フィーチャーされたのは、KREVAの音楽的盟友とも言える三浦大知。「どんなに辛くても死んじゃダメ」というリリックに象徴される真摯なメッセージを二人は、高い技術と豊かな表現力で描き出している。その根底にあるのは、“どんなことがあっても生き抜いて、必ず再会しよう”という真っ直ぐな願い。常に現実に向き合い、突破してきたKREVAだからこそ生み出せた楽曲だ。

【4】感覚ピエロ「感染源」
 2020年4月の配信シングル「毒の根の音」に収録された「感染源」は、コロナ禍における憤りをダイレクトに響かせたアッパーチューン。刺激的なギターリフ、鋭いグルーヴを放つバンドサウンドとともにボーカル&ギターの横山直弘は、「周りが全員ウイルスに見えている」と挑発的な言葉をリスナーに向けて投げかけている。

 単に攻撃的なだけではなく、ラストで「ここが感染源/僕らは生きている」と高らかな生命讃歌に昇華させているところが、この楽曲の大きなポイント。言いたいことを言い、やりたいことをやり抜く覚悟、そして、人々と共存し、未来に進んでいく決意を同時に描き出す最高に刺激的なロックナンバーだ。

【5】MISIA「さよならも言わないままで」
 昨年10月にリリースされ、TBS『音楽の日2020』でのパフォーマンスでも話題を集めたMISIAの「さよならも言わないままで」は、“この悲しみが早く止まるように、ひとりひとりが助け合って生きていけるように”という強い願いが込められたバラードナンバー。「Everything」を手がけたことでも知られる松本俊明氏(作曲)によるクラシカルな旋律のなかで彼女は、自ら紡いだ「行かないで 私 一人 残して」という哀切なフレーズを歌い上げている。

 祈りにも似たボーカルはまちがいなく、困難や苦しみのなかにある多くの人々の心を癒し、解放し続けているはず。世界的トランぺッター・黒田卓也氏のイントロをはじめ、シックで洗練された演奏やサウンドメイクも素晴らしい。

【6】[ re: ] /「もう一度」
 きっかけはONE OK ROCKのTaka(Vo)と清水翔太が、「こんな時代だからこそ、同じ世代のアーティストが集まることで何かできないか?」と話し合ったこと。二人の思いに阿部真央、絢香、Aimer、KENTA(WANIMA)、Nissy(西島隆弘)、そして三浦大知が賛同し、発足したのが8人のアーティストによるプロジェクト[ re: ]だ。

 6月に公開された「もう一度」は、”もう一度手を取り合って、みんなで未来を向いて歩いて行こう”というメッセージが込められたバラード。穏やかさ、力強さをたたえたピアノのフレーズに導かれ、全員の声が重なり、大きな感動につながる――それは“現代のゴスペル”と呼ぶにふさわしい。YouTubeの動画再生数は、3400万回を突破。コロナ禍における、もっとも支持された楽曲の一つとなった。

(文:森朋之)

コメントは受け付けていません。