美しく情熱的なダンサーとニコラス・ジャーの音楽に魅了される衝撃作『エマ、愛の罠』、監督が語る制作秘話(Rolling Stone Japan)

出典元:Rolling Stone Japan

南米の名匠であるパブロ·ラライン監督が、チリを舞台に音楽、映像に力を入れた話題の衝撃作『エマ、愛の罠』が10月2日(金)より公開される。新時代のヒロインとも言える、若きダンサーのエマが繰り広げるセンセーショナルな作品を生み出した、パブロ監督に話を訊いた。

写真ギャラリー:『エマ、愛の罠』

ナタリー・ポートマンが、ジョン・F・ケネテディ大統領夫人のジャクリーン・ケネディを演じた『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』で、初めて英語作品に挑戦し、アカデミー賞3部門にノミネートされ反響を呼んだ南米チリを代表する監督、パブロ·ラライン。歴史を題材にした、いわゆる“過去の解剖”というべき作品を得意とする彼が「今作は“現在の証言”」と話す今作は、初めて“現在”のチリを舞台に制作し、自身と異なる世代を描いたものだ。

主人公は、若いダンサーのエマ。とある事件がきっかけで、ガエル・ガルシア・ベルナル演じる振付師の夫との結婚生活が破綻してしまう。愛も仕事もすべてを失い、絶望のどん底に突き落とされたエマは、中年の女性弁護士、消防士の男性、そして未練を引きずる別居中の夫までもを挑発し始める。3人の男女を手玉に取り、妖しい魅力で虜にしていくエマの真意は何なのか――。

女性に対する抑圧的な風習が残る南米社会に一石を投じるように、監督が創造した“エマ”というヒロインは、ジェンダーレスなルックスのみならず、この世の常識やモラルのボーダーさえも軽々と踏み越えていく、型破りなキャラクターだ。

エマを演じたのは、これが映画初主演となった女優のマリアーナ・ディ・ジローラモ。監督は、彼女の写真を新聞で見つけ、本人に連絡を取って、カフェで話し始めて10分後には、この映画の主演をオファーしていたと語る。「マリアーナが演じたことで、エマのキャラクターに強い力が与えられたと思う。彼女が原動力になって、この作品が持つポップパンク・カルチャー的な興奮を観客に伝え、驚くほど魅惑的で挑戦的な未知の世界へと導いてくれたよ」と、話している。

本作の魅力は、映像美とともに、注目すべきはニューヨーク出身チリ育ちのエレクトロ・ミュージック界の鬼才ニコラス・ジャーが奏でる音楽だ。本人名義で2016年『Sirens』以来となるニュー・アルバム『Cenizas』を、今年3月にリリースしたばかりだが、本作では全編にわたり、ニコラス・ジャーの世界を堪能できる。ローリングストーンジャパンは、パブロ·ラライン監督に、ニコラス・ジャーとの音楽制作や映画のみどころを訊いた。

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