「バブル」作画のディテールを跳ね上げる手法、“メイクアップ”とは?(映画.com)

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出典元:映画.com

テレビアニメ「進撃の巨人」シリーズ、「甲鉄城のカバネリ」の荒木哲郎監督と「SPY×FAMILY」のWIT STUDIOによる長編アニメーション「バブル」(公開中)の新たな場面写真が披露された。荒木監督とWIT STUDIOが作り出した“メイクアップ”という手法を用いたシーンを切り取っている。

【画像】メイクアップされたヒビキ

 物語の舞台は、世界に降り注いだ泡(バブル)で重力が壊れた東京。主人公・ヒビキは、幼い頃から特殊な聴覚を持つ少年で、ある“音”をずっと探し求めていたところ、ウタという言葉を知らない謎の少女と出会う。ヒビキが探していたその“音”はウタにも聞こえ、“音”に導かれて出会った2人は徐々に心を通わせていく。

 荒木監督は「甲鉄城のカバネリ」でメイクアップの手法を初めて取り入れ、独自の演出術として活用した。ディテールを底上げするために使っているそうで、本作でも重要なシーンでメイクアップを用いた荒木監督は「もう一段インパクトを与えたいときに用いる“飛び道具”のひとつです」と説明する。

 「もともとは『甲鉄城のカバネリ』で、美樹本晴彦さんのイラスト再現のために開発したものでしたが、荒木およびWIT STUDIOのフィルムの対外的なフックのひとつとするために“メイクアップ”と名付けました。カメラがキャラクターにいちばん寄ったときに、顕微鏡みたいに、それまで見えなかったディテールが見えてきて、よりキャラクターの心情が強調される効果を狙っています」と語るように、美しくメイクアップされたキャラクターが差し込まれることでシーンにメリハリが出て、キャラクターの心情をダイレクトに観客に届けることができるのだ。

 披露された場面写真は、メイクアップされた主人公・ヒビキを切り取っている。泡の音に耳を傾け気持ちを研ぎ澄ます表情に、空を見つめ何かを想いながら涙を流す表情のほか、ヘッドホンをしたまま眠りにつく姿や、溺れかけウタに助けられた姿など、さまざまシーンでこのメイクアップが使用されていることがわかる。

 荒木監督はヒビキのメイクアップに関して、“エロス”を意識したと語っており、「ウタは言葉で気持ちを観客に伝えられませんから、ウタがみるヒビキが耽美で魅力的であることで、彼女の中に存在する強い欲望を印象付けたいと思いました」と狙いを明かしている。

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