
10月1日に放送された「キングオブコント2017」でポップな“リズムなわとびネタ”で準優勝を果たし、一躍注目を集めたお笑いコンビ「にゃんこスター」。5か月前、キングオブコントに出場するために結成したコンビだが、変顔でのダンスが目に焼き付いて離れないアンゴラ村長は、 IT会社に勤める“兼業芸人“だ。
【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】
アンゴラ村長が務めるのはベンチャー企業の「これから」。準優勝翌日の2日にはホームページ上で「弊社社員のにゃんこスターがキングオブコントで準優勝しました」と社員の優勝を報告している。
アンゴラ村長は早稲田大学在学中から「暇アフタヌーン」(2016年9月に解散)というコンビで芸人として活動していた。
変わった芸名の由来については「家にアンゴラウサギのぬいぐるみがあり、目の周りがふさふさして村長ぽかった。そのぬいぐるみにつけた名前を襲名しました」とキングオブコントのTwitterで答えている。
大学を卒業した今年4月「これから」に入社。ブログでは、面接で「芸人をやりながら働きたい」と訴え、就職したことを明かしている。
準優勝直後に日本テレビの取材に「週5くらいで勤めています」と答えたアンゴラ村長。ホームページの紹介によれば、会社ではネットショップのアドバイスをする営業アシスタント。
BuzzFeed Newsでは「これから」に取材を申し込んだが、残念ながら「辞退させていただきます」と返ってきた。
一方、10月2日からコンビが所属した芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」は取材に対し「現在も兼業しております」と社員であることを認めた。
注目度は高く、今後多忙となりそうな「にゃんこスター」だが、アンゴラ村長が専任芸人となるか兼任芸人のままかは、まだ未定という。