[映画.com ニュース] 人気俳優のチャニング・テイタムが、自身の長編監督デビュー作として準備をしていた「Forgive Me, Leonard Peacock(原題)」の企画開発を中止すると発表した。
同作は、「世界にひとつのプレイブック」の原作者マシュー・クイックが2013年に発表した同名小説の映画化。「マジック・マイク」などのテイタム作品でプロデューサーを務めてきたリード・カロリンと共同で監督を務める予定だった。
3年間にわたり構想を温めてきた企画からの離脱を宣言したのは、制作会社がワインスタイン・カンパニーであるためだ。同社の共同設立者ハーベイ・ワインスタインが、過去30年にわたりセクハラや性暴力を行っていたとする暴露記事がニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて以来、多数の女優が被害を受けたと名乗り出ている。