出典元:IGN JAPAN
漫画『ダンジョン飯』のTVアニメ化が発表され、ティザービジュアルが公開された。アニメ版の制作はTRIGGERが担当する。アニメの放送時期などは未発表で、今後情報が解禁されていくそうだ。公式サイトと公式Twitterアカウントも今回の発表にあわせて開設された。
ティザービジュアルでは、ダンジョンの奥底で大鍋を囲むライオス、マルシル、チルチャック、センシの姿が確認できる。彼らは鍋を作っている最中のようだが、暗闇からダンジョンのモンスターたちがそれをうかがって見ているというビジュアルだ。
漫画『ダンジョン飯』はRPGのような世界観のハイファンタジーと、料理漫画が融合したような作品である。本作ではRPGに出てくるスライムやバジリスク、ミミックといったモンスターをどのようにしたら食べられるか、といったことが真面目に描写される。美味しい食べ方やモンスターの生態が解説され、ファンタジーながらも料理漫画のようなノリが特徴の作品だ。
本作でメインキャラクターとなるのは、ダンジョンでドラゴンに襲われて金と食料を失ってしまった冒険者であるライオス一行だ。彼らは仲間を助けるために、再びダンジョンに挑もうとするが、このままだと途中で飢え死にしてしまう。そんなわけで襲いかかってくるモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指すことになるストーリーだ。
原作『ダンジョン飯』は、九井諒子によってKADOKAWAの漫画誌「ハルタ」で2014年から連載されている。漫画はこれまでに『このマンガがすごい!2016』オトコ編・1位など数々の賞を獲得し、シリーズ累計発行部数はデジタル版を含めて850万部を突破したという。その独創的な設定や、緻密な描写によって話題だった本作がついにTVアニメ化される格好だ。
アニメーション制作のTRIGGERは『キルラキル』や『プロメア』、最近では『サイバーパンク エッジランナーズ』(2022年9月公開)などで知られている。TRIGGERは以前、漫画の第8巻のために作られたアニメCMの制作を担当したことがあった(上記のツイートだが、今では動画が閲覧できない模様)。その流れもあって、TRIGGERがTVアニメ版『ダンジョン飯』の制作も担当することになったのだろう。