出典元:IGN JAPAN
ドラマ版『ギャング・オブ・ニューヨーク』がマーティン・スコセッシ監督のもと制作されている。Deadlineによると、この新作ドラマは1927年のハーバート・アズベリーによるノンフィクション小説を原作とし、2002年の映画版には登場しなかったキャラクターに焦点を当てるという。
スコセッシは2013年には別の『ギャング・オブ・ニューヨーク』作品に関わっていた。
彼は当時こう語っていた。「アメリカの歴史と伝統があるこの時代は、2時間の映画では追求しきれない物語とキャラクターで満ち溢れています。ドラマ版なら、この色鮮やかな世界とこの作品が持つ影響や、今も我々の社会や人生に与えている影響を実現するだけの時間と創造の自由が得られます」
スコセッシは最初の2話を監督するだけでなく、製作総指揮としても携わると伝えられている。脚本を書いたのはブレット・レナードだ。
原作小説で詳しく描かれているのは、1920年代にイタリア系マフィアが猛威を振るうまでの、1800年代半ばから後半にかけたニューヨークのライバルギャング間のさまざまな対立だ。しかしながら、スコセッシはむしろこうした時代を脚色するのを得意とする実績があり、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のパイロット版ではエミー賞を受賞している。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』自体はアカデミー賞10部門にノミネートされた。
スコセッシは、ミラマックスで制作されているレナードの脚本に「好反応」を示し、その結果としてプロジェクトへの参加を決めたと言われている。また、リック・ヨーンとクリス・ドネリーも製作総指揮として携わるようだ。
ドラマ版がどこで放映されるかは現時点で不明。今月中にも買い手に持ち込まれる予定だ。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』のIGNレビューでは、10点中8点と評価されている。「『ギャング・オブ・ニューヨーク』は素晴らしいビジュアルでこの国の誕生を描いた良作だが、傑作ではない。全体として、本作はスコセッシの過去作品の多くに見られたような積み重ねや流れに乏しいが、セットやコスチューム、シーンのすべてが見ていて楽しい作品だ。デイ=ルイス演じるブッチャーは映画に登場するほかのすべてのキャラクターを圧倒しており、それによってヴァロンの魅力が引き立っているだけでなく、この映画における『ヒーロー』が単に人を引き付ける魅力があるだけではないことをまざまざと見せつけている」