恒松祐里、子役からの葛藤と成長 「“いい子”になってしまう」自分への肯定感(オリコン)

【広告】ドクターゼロのケトコロストシャンプー&コロストラムトリートメントで健康な頭皮に!(男女兼用)

■止まらない痒みとフケ

■痒みもニオイも消えた!

■ケトコロストシャンプー & コロストラムトリートメント!

出典元:オリコン

『おかえりモネ』(NHK総合)や『全裸監督シーズン2』(Netflix)での芝居が好評を得た俳優・恒松祐里が、ホラー映画『きさらぎ駅』で映画初主演を果たす。23歳にして、芸歴は17年。子役から今に至るまで、さまざまな葛藤に見舞われ、乗り越えてきた。この背景には「芸術に理解のある両親の存在があった」と明かし、同現場で主演を務めることで新たな発見もあった。作品の魅力や、現場でのエピソード、「実は怖がり」という彼女の素顔にも迫った。

【動画】肩出しワンピで美肌披露!キュートな笑顔を連発する恒松祐里

■誕生日を迎えた撮影期間「電車の中で祝ってもらう貴重な経験」

 『きさらぎ駅』は匿名掲示板への実際に投稿にあった都市伝説。新浜松駅から電車に乗った女性が寝過ごし、“きさらぎ駅”という見知らぬ無人駅に到着し、やがて消息不明になったというエピソードをもとに永江二朗監督が映画化する。恒松祐里は民俗学を学ぶ大学生を演じ、卒業論文のために“きさらぎ駅”に行ったとされる女性(佐藤江梨子)へ会いに行くが──。

――ネットでは有名な都市伝説ですが、“きさらぎ駅”はご存知でしたか?

【恒松祐里】 私はちょっとホラーが苦手で(笑)、怖いものを避けながら歩んできた人生だったので今回お話をいただいて初めて知りました。電車は皆が使うものですし、寝過ごすということもよくあることだと思うんです。“本当に起きてしまうんじゃないか”と少し怖くなったことを覚えています。

――実際、現場で怖い出来事が起こったり…?

【恒松祐里】 いえいえ。そもそも私はお化けを見たことがありませんし、撮影現場は安全ですよ。撮影現場で“怖かったこと”と言えば、共演者の本田望結ちゃんが未成年なので、撮影時間にリミットがあるという意味では「やばいやばい、時間がない!」みたいな怖いということはあったかもしれません(笑)。私の役柄は攻略本を持ちながらこの世界を攻略していくような役柄ですので、むしろ爽快感がありました。

――ホラー映画の撮影って、なんとなく現場も怖いのかと思っていました。

【恒松祐里】 そんなことはないですよ。もちろんスイッチは切り替えますけどね。それはどの現場でも同じなので。今回、私の誕生日にも撮影日があったんです。突然、電車の中で、バースデーケーキが運ばれてきて…。電車にバースデーケーキ、そんなシチュエーション、人生にこれまでないものでしたから、すごくうれしかったです。

■「困った時の恒松祐里」という存在になりたい

――映画初主演ということへのプレッシャーは?

【恒松祐里】 最初は現場でどのようにたち振る舞えばいいか悩みましたが、この作品はひとつのカットが長尺のものが多く、NGを出したら最初から撮り直しという緊張感があったんです。俳優たちもスタッフさんたちも連携して、みんなでワンシーンを創り上げていく…という団結力があったので、自然とチームワークができていって、気負うことなくお芝居をすることができました。

――回想シーンも見応えがありましたね。

【恒松祐里】 回想シーンでは、FPS(一人称視点)という撮影手法が用いられているので、没入感があると思います。VRゲームやテーマパークのようなに、観ている方も、実際に“きさらぎ駅”にいる気持ちになれるというか。また、怖いだけではなく笑えるシーンもあるので、ホラーが苦手でも楽しめる要素がたくさん散りばめられています。

――恒松さんと言えば、『おかえりモネ』『全裸監督シーズン2』と大きな作品が続いていますが、今現在のご自身の俳優としての立ち位置についてどう思われていますか?

【恒松祐里】 私たちの世代の俳優さんはいろんな個性、強みがある方がたくさんいるので、皆さんと切磋琢磨しながら業界を盛り上げていけるのが、すごく楽しいです。自分で言うのは恥ずかしいのですが、理想的には「困った時の恒松祐里」になれたらうれしく思います。そのために自分の中から湧き出てくる感情は常に大切にし、日々の撮影も全力を尽くすことは心がけています。

■“器用さ”がコンプレックスに──初主演で学んだ”主演“と”脇役“の立ち位置

――芸歴17年、これまでに葛藤はありましたか?

【恒松祐里】 子どもの頃からお仕事をしていると、たくさんの大人の方と接することが多くなるじゃないですか。大人と一緒にずっといると自然に“いい子”になってしまうんですよね。良くも悪くも器用になってしまったなぁと思っています。10代や高校生の頃はそれがすごく嫌でしたね。でもあるとき、「その器用さもあなたの強みだよ」とお芝居の先生に教えてもらって。自分の器用さを愛すことができるようになりました。

――個性的でありたかった?

【恒松祐里】 そうですね。今回、主演をやらせてもらって、主役はお客さんを引っ張っていく存在でありながら個性も出さなきゃいけないことを知り、でも個性的すぎるとお客さんが共感できなくなるというバランスの難しさも感じました。脇役の方が尖ったことはやりやすいんですが、これからも主演をやっていきたいなと思いました。その難しさを学び、その経験値を得ていきたい…と思いました。

――子役時代と今とでお芝居の向き合い方に変化は?

【恒松祐里】 変わりましたね。子役の時は直感でやっていたところもありましたが、役に対してより細かく考えながらお芝居に向き合うようになりました。きっかけのひとつは映画『虹色デイズ』(2018年)。飯塚健監督に、演じる役柄についての100個の質問をされ、役を掘り込むように。

――演じるときに必要でない部分も作り込んだということですか?

【恒松祐里】 そうなんです。でも今度は役に入りすぎて自分がコントロールできなくなってしまったんです。

――コントロールできなくなるとは?

【恒松祐里】 モヤモヤしたものを抱えている役だったので、撮影以外でもそれに支配されてしまって。今はもうコントロールできるようになったと思います。

――ご両親が芸術に理解ある方と聞いています。それが後押しに?

【恒松祐里】 そうですね。両親には感謝しています。父は海外ドラマやギターやカメラ、母は手芸など、クリエイティブなものに興味があるので、すごく理解もありましたし、協力もしてくれました。私は父の趣味で育ったこともあり、好きなものも似ているんですよ。先日も映画を一緒に観に行きました。

――とても仲が良いのですね。今後はどんな俳優を目指していきますか?

【恒松祐里】 両親に感謝しつつ、今後も役と共存し、しっかり共演者と役としてキャッチボールできる…役として行きられる上野樹里さんのような存在を目指して精進していきたいと思っています。

映画『きさらぎ駅』 
公開日:2022年6月3日(金) 
監督:永江二朗
出演:恒松祐里 本田望結 莉子 寺坂頼我 木原瑠生/芹澤興人/佐藤江梨子 ほか

コメントは受け付けていません。