救いを求め堕ちていく 仲村トオル×杉野希妃『愛のまなざしを』特報解禁(クランクイン!)

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出典元:クランクイン!

俳優の仲村トオルが主演する映画『愛のまなざしを』より、特報と場面写真、ヒロイン・綾子役の杉野希妃と主人公の義弟役の斎藤工のコメントが解禁された。

【動画】仲村トオル×杉野希妃『愛のまなざしを』特報映像

 本作は、これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた万田邦敏監督が、カンヌ国際映画祭にてダブル受賞した『UNloved』、傑作『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実と三度目のタッグを組んだ愛の三部作最終章。「愛」の本質を見つめ、人間の性とエゴをあぶりだす。

 妻を亡くしたことで、もう二度と誰も愛せないと思いつめ、生と死のあわいをさまようように生きる精神科医の前に現れたのは、彼を救済するかのようなほほ笑みをたたえた女だった。せきを切ったかのように女に溺れていく男、愛を求め続けても誰からも返されることなく孤独の果てをさまよってきた女。二人はそれぞれの日常を捨て、激しく求め合う。しかし、女には別の顔が存在した。男が信じた愛は、そこに確実に存在したのか。そしてそれは「愛」そのものであったのか―。

 精神科医・貴志を仲村、貴志からの愛を渇望する綾子を杉野希妃が演じる。死んだ姉に焦がれ、綾子の登場によりほんろうされるも真実をつかもうとする内山茂役には斎藤工。中村ゆりが、6年前に亡くなった貴志の妻・薫を演じる。貴志の息子・祐樹役を演じる藤原大祐は、オーディションで役をつかみ、本作で映画デビューを飾っている。その他、片桐はいり、ベンガル、森口瑤子など、ベテランが脇を固める。

 水野綾子役の杉野は「『愛のまなざしを』は、実体のないものに囚われ、愛を渇望する人たちの話です。不器用な生き方しかできない綾子という人物を演じながら、彼女を激しく嫌悪し、同情し、共感しました。万田監督のきめ細やかな演出に従うにつれ、綾子は飢えた獣なのだと実感し、理性を剥ぎとるよう努めました。彼女の弱さと強さは私自身のものでもあり、そのことがまるで鏡のように反射して撮影を終えてもなお自分を苦しめました。愚かな女だと言ってしまうのは簡単だけれど、愚かさこそが人間の本質かもしれません。コロナ禍の今、彼女の切実さをやっと愛せるような気がしています」とコメント。

 内山茂役の斎藤は「万田邦敏監督の唯一無二の映画文法の元生まれた愛の三部作最終章である本作に寄り添えた事は私の大いなる財産です 曖昧で不確で奇妙な人間と言う生き物の生む愛憎と言う普遍的な物語 そこに映し出されるは他人事なのか はたまた我が事なのか (感染対策を万全にした上で)劇場で出逢って浸って頂けたら幸いです」としている。

 映画『愛のまなざしを』は、11月12日より全国順次公開。

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