是枝裕和監督、カンヌのレッドカーペットで堂々「自分でも納得ができる作品」(オリコン)

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出典元:オリコン

フランスで開催中の「第75回カンヌ国際映画祭」より、コンペティション部門に正式出品された是枝裕和監督作品『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)の一行の写真と現地レポートが到着した。

【画像】『ベイビー・ブローカー』チームのレッドカーペットの模様

 公式上映は、現地時間26日午後6時30分(日本時間27日午前1時30分)よりスタート。その前に、是枝裕和監督、キャストのソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの5人がレッドカーペットに登場。レッドカーペットを歩いて、公式上映の会場に入っていった。

 カンヌの澄みわたる空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、レッドカーペットに黄色い歓声と共に迎え入れられたのは、アルマーニのタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ。

 2人に続いたのは、ルイ・ヴィトンのスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが一段と目を引くカン・ドンウォン。

 イ・ジュヨンは、胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスで登場。

 そして、最も注目を集めたのは、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウンだ。アップにしたヘアスタイルと透明感のあるメイクがその可憐さをさらに際立たせる。イ・ジウンはファンサービスにも丁寧応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、一目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもいて世界的な人気ぶりがうかがえた。

 全員が一列に並んだタイミングからは、『ベイビー・ブローカー』の音楽を手がけたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高く、盛り上がりを見せるレッドカーペットとなった。

 会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語っていた。

 また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに、「大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?」という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と素直な思いを明かしていた。

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