PlayStation 4のシステムソフトウェアアップデート「バージョン5.00 “NOBUNAGA”」の提供が始まった。ファミリー設定やストリーミング、メッセージなど、複数の側面で改善が施されている。
今回の目玉は、新たに追加されたチームトーナメント機能だ。「イベント」から実行可能な「トーナメント」の項目にこの機能が実装され、フレンドと最大60のチームを組んで他のプレイヤーと競争できるようになる。本機能は現時点では利用できないが、数日以内(北米では10月5日)に提供される。チームごとにオーナーとキャプテンがおり、カスタマイズ可能なチームページでは参加しているチームの様々な情報を見ることができる。チームトーナメント実装時には、海外では「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」と「アンチャーテッド 古代神の秘宝」、「World of Tanks」、「Mantis Burn Racing」の4タイトルが対応するという。
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“NOBUNAGA”はまたPS4のソーシャルおよびブロードキャスト機能を刷新する。PS4 ProではTwitchの1080p 60fpsのストリーミング配信に対応する他、PlayStation VRでのゲームプレイをブロードキャストするとき、観戦者のコメントをヘッドセットの画面にも表示できるようになった。
コミュニティ機能に関しては、公認アカウントだけでなく、誰でもフォロー可能となった。フォローしたプレイヤーのアクティビティやブロードキャストが「Whats New」などに表示される。さらにメッセージで音楽をシェアでき、メッセージでシェアされた音楽を即時に受信できる。
“NOBUNAGA”では従来のマスター/サブのアカウント管理システムがファミリーベースのシステムに一新された。ファミリーには1人の「ファミリー管理者」がおり、管理者が複数名の自分以外の大人を「保護者」に設定できる。管理者と保護者は子供(一般ファミリーメンバー)の「ペアレンタルコントロール」の設定ができる。ペアレンタルコントロールはメンバーごとに設定でき、オンライン機能やプレイヤーとのコミュニケーション、年齢制限のあるゲーム、インターネットブラウザーなどの使用を制限したり、PlayStation Storeで利用できる限度額を設定したりできる。